米問題で政府の対応で思う事で、以前読んだ本で、本当の平等やそれに対する満足を得るにはどう考えれば良いのか、白取 春彦さんが書いた、『頭が良くなる思考術』から、『心から』の視点で考えよ、の文章を要約します。
豊かさとは物が豊富にあると言う事ではなく、物の使い方や分かち合いによって皆が満足する事です。
禅僧が修行僧に出す問題があり、ここに一個の桃があり、これを三人に分けるにはどうすればいいか?おおかたは直ぐに答える事が出来ない。何故なら桃の甘さが均一ではないため、物理的な等分では全員が満足しないと言う難しさがあるからだ。
この問題の解答は、桃を無造作に切り、各自が譲り合って食べる事であり、重要なのは『等分』ではなく『各自の満足』なのだ。つまり甘い部分だけでなく酸っぱい部分に風流を感じる人もいるように量や質を数学的に測るだけでは真の豊かさには達しないのである。
米問題もそうだし、労働力不足の為に、外国人労働者を受け入れているが、外国人にだけ優遇措置をするだけでなく、日本人と同じ税、義務につても対応させて欲しい。それで日本に来たくないならば、来て貰わなくて良いのでは無いかと思う。過激な事ではなく、いたく普通の事だから!