先日、ブックオフに注文した本を受取に行った時に、何か面白い本は無いかと、見ていたら値下げ本の中に、”100日後に死ぬワニ”があったので、購入した。
以前話題になった本だが、その時はあまり興味を持たなかったのだが、今回は、なんとなく読んでみようと思った。
買って暫く置いていたのだが、今朝、ちょっと時間があったので、読んでみた。
漫画で書いてあるので、サクサク読めたのだが、最後まで読んでも、ああ、こんな終わり何だと言う考えが最初にあった。
少し、時間が経って、何が言いたかったのかと考え始めたら、結構深い意味がある事に気づいた。
普段、自分たちは、いつ死ぬかなんて考えてもいないし、そんな事が起きるとも思わず普通の生活をしている。
主人公であるワニは地方から出てきた、あまり将来の事を考えていないアルバイトの青年で、少し優しいシャイな青年である。
そんな中で、生活や恋愛をしていくのだが、最後のシーンで、死に至る。(これは、自分の考えだが、優しさが故に犠牲になったんじゃないかと思う)
この本は、読む人により見解が違うのだと思うし、何も考えなければ自分の最初に読んだ通り、ちゃんちゃんで終わってしまう。
さらっと読める本としては、意外と深い本だった。
