ちょっと面白い話をしたい。
実は各宗教で金利に対する考え方が違うのだ。
·イスラム教:いまも建前としては利息を取ることは禁止
·ユダヤ教:「同胞」から利息を取ることは禁止
·キリスト教:16世紀の宗教改革で解禁、利息を取ることが可能になった。
仏教は問題にはなっていない。
金利に関しては、何故取る事が可能になったかと言えば、金貸しがいないと経済が回らないからだ、簡単に言うと宗教·倫理的には認めたくないのが本音である。
ただ、ユダヤ人と言えば金貸しのイメージがあるが、それは貸す相手が仲間じゃないからOKだっただけだ。
キリスト教は、利息を取ることが解禁された後も、「高金利はダメ」「複利はダメ」といった感じで、ある程度の制約がある感じみたいだ。
何故、利息を取ってはいけないのか?
それは、人生を破壊する力があるからだ。
例えば、消費者金融で50万円借りたとして、上限金利18%で30年後にいくらになるか?
答えは7,100万円である。
ぶっちゃけ金利を払うだけの人生になってしまうのだ。
リーマンショックを引き起こすきっかけになったのも、高金利の住宅ローンである。
つまり借りる側では無く貸す側になると儲かるのだ。
月に5万円の投資を30年続けたら(年利5%)、元本1,800万円が3,400万円になるのだ。
そう、金利とは上手に付き合いたいものだ。